私の子育て論

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(17)

小学生時代は、何よりも学習の楽しさを味あわせることが大切であることを述べています。特に低学年での大切さを述べてきました。 子どもは成長していきます。その成長に合わせて学習の習慣を身につけていく必要があります。 低学年は学習することの楽しさを…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(16)

小学生時代は、何よりも学習の楽しさを味あわせることが大切であることを先月から述べています。子どもの持ち帰ったプリントを是非、子どもを叱る材料として用いずに子どもを誉める材料として使ってくださいと先月は述べました。 それとともに大切なことは、…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(15)

子どもが学校から帰ってきたら親はいろいろと子どもに尋ねやすいものです。しかし、何よりもまず子どもを暖かく迎える親であってほしいものです。 子どもは学校でたくさんのストレスを抱えて帰ってきます。そのストレスを和らげることを家庭はまずすべきです…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(14)

子どもが学校から帰ってきたら親はいろいろと子どもに尋ねやすいものです。しかし、何よりもまず子どもを暖かく迎える親であってほしいものです。 子どもは学校でたくさんのストレスを抱えて帰ってきます。そのストレスを和らげることを家庭はまずすべきです…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(13)

新しく一年生になった子どもたちも学校生活になれ、元気で学校に通っている時期ですね。 一年生の子については、学校から帰ってきたら抱きかかえてあげてくださいということを書きました。このことは是非一年間は続けてください。 このことは一年生だけでな…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(12)

気候がよい頃になると、学校から校外学習や遠足が計画され、子どもたちにとっては楽しみが増えます。ところが今日では授業時間の関係上、校外学習という形で行わることが多いです。 その時の子どもの楽しみは、みんなで楽しく遊ぶ時も楽しみですが、お弁当を…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(11)

先月は新しく小学校に入学する子に対して入学前に教えておいてほしいことを書きました。最後に少しだけ、子どもが学校から帰ってきた時のことを書きましたが、今月号は子どもが学校から帰ってきた時のことを書きたいと思います。 小学校入学前には多くの子ど…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(10)

この四月から小学校に入学されるお子さんをお持ちの方も多いのではないでしょうか。 小学校に入学するということは子どもにとって大きな変化の時ですし、成長する時です。この時にこそ親が積極的に子どもに関わり、様々な生活習慣を身につけさせたいものです…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(9)

のびのびとした子を育てる生活習慣づくりは、子ども幼いが時からつけることがないより大切です。小学校に入ってからでは遅いです。できるだけ早い時からよい生活習慣をつけていきたいものです。 ところが、親は、子どもが小さいからかわいそうだと思い、子ど…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(8)

先月号では、朝のひと時が子どもを育てるのに大切な時であることを述べました。 朝のひと時、この時間は子どもを育てるのにとても大切な時です。そのためには、朝の時間を親も子どもも大切にしたいものです。朝が忙しいと、忘れものも多くなり、時によっては…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(7)

先月号では、母親のひとことが子どもを成長していった実例を述べました。 子どもの成長にとって母親の役割は大きいです。母親が子どもにどう接するかは子ども育てる上で大きな役割を持っています。 一年生を担任していた時に、子どもがこんなことを私に言い…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(6)

先月号では、社会生活を営むわたしたちはお互いに感謝の念をもつために常に「ありごとう」の言葉を発する子を育てるために母親の態度が大切であることを述べました。 「ありがとう」という言葉だけでなく子どもの心を育てるために大きな役目を果たすのは母親…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(5)

先月号では、社会生活を営むわたしたちはお互いに感謝の念をもつことは欠くことのできないものであることを述べました。 「ありがとう」という言葉は短い言葉です。しかし、この言葉がないと冷たい人間関係を送ることになります。温かい人間関係を作る上にと…

1343698646のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(5)

先月号では、社会生活を営むわたしたちはお互いに感謝の念をもつことは欠くことのできないものであることを述べました。 「ありがとう」という言葉は短い言葉です。しかし、この言葉がないと冷たい人間関係を送ることになります。温かい人間関係を作る上にと…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(4)

先月号では、先月は食事の時の挨拶のことば「いただきます」について述べました。これは簡単なようですが大変大切なことです。 わたしたちの日々の生活の中で感謝することが今日少なくなっています。「ご飯を食べるから、お百姓さんの仕事が成り立っているの…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(3)

先月号では、生活習慣のもっとも基本的なことの二つ目として「挨拶をする」ことの大切さをのべました。 先月は朝の挨拶が中心でしたがまだまだ大切なものがあります。それは食事の時の言葉です。すなわち「いただきます」という言葉です。 それは簡単なよう…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(2)

Q わたしの子どもは小学校四年生ですが生活習慣が身についていないように感じます。靴はばらばらに脱ぎ、机の上は整頓ができず、朝も自分で起きられない状況です。ほっておけば朝、顔も洗いません。いくら言っても身に付きません。どう指導すればいいのでし…

のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(1)

Q わたしの子どもは小学校四年生ですが生活習慣が身についていないように感じます。靴はばらばらに脱ぎ、机の上は整頓ができず、朝も自分で起きられない状況です。ほっておけば朝、顔も洗いません。いくら言っても身に付きません。どう指導すればいいのでし…

思春期を迎える子どもたち(20)

これまで十九回にわたって思春期を迎える子どもたちのことについて述べてきましたが、この稿を最後に「思春期を迎える子どもたち」シリーズを終えたいと思います。 思春期の子どもたちは、彼らの人生にとって大変大切な時期であり、子ども自身にとって大きな…

思春期を迎える子どもたち(19)

先月は子どもが進路を決める時には、親自身が自分の職業観を子どもに伝えることが大切であることを述べました。特に思春期な最中にある中学三年生の時に持たれる三者懇談には、このことが大切なのです。親が押し付けるような進路ではなく、子ども自身が納得…

思春期を迎える子どもたち(18)

中学三年生になると、それぞれの学校で実施される親・子・担任教師の三者面談があります。これは一般には進路相談です。この他に子どもが問題を起こした時の呼び出し面接や、家族の問題などで親の方から申し出る面接相談もあります。小学校でも、親との面談…

思春期を迎える子どもたち(17)

学校に行けなくなった子どもは、「自分は悪い子だ」「親に見捨てられるのが怖い」など、内心は怯えています。子どもは自分という存在が親の喜びでありたいと願っているのです。しかしその期待に添えない自分を見た時に、不登校になってしまう場合があります…

思春期を迎える子どもたち(16)

これまで述べてきたように、思春期になると様々な問題が生まれてきます。特に多いのが親に対する反抗です。これは大人になるために通らなければならないことです。ですから親は善意的に考え多少のことに対しては認めてあげなければならないことです。 ところ…

思春期を迎える子どもたち(15)

先月号からの続きです。子どもの幼少時代からやるべき課題です。 初めて思春期の子どもを持つ親は、今までのわが子の姿とずいぶん違うことに戸惑うことでしょう。子ども自身も、人間関係、自分自身の姿、勉強のこと、進路のことだけでなく、第二次性的発達に…

思春期を迎える子どもたち(14)

先月号からの続きです。子どもの幼少時代からやるべき課題です。 この九月に大変悲しい出来事がありました。それは、子育てに行き詰った母親が自分の子どもを殺すという事件が起こったことです。先月号では、子育て仲間を持つことの大切さを述べました。特に…

思春期を迎える子どもたち(13)

先月号からの続きです。子どもの幼少時代からやるべき課題です。 先月号では、子育て仲間を持つことの大切さを述べました。これは大変面倒なことかもしれませんが思春期の子どもを育てるために大切なことです。 日頃から、他の子と一緒のときのわが子の姿を…

思春期を迎える子どもたち(12)

先月号からの続きです。子どもの幼少時代からやるべき課題です。 先月号では、人間関係を学ぶ場をつくることの必要性を述べました。 思春期の人間関係は大変複雑で、幼い時から人間関係がうまくできない子は思春期になると、誰とも相談ができず、ひとりで思…

思春期を迎える子どもたち(11)

先月号からの続きです。子どもの幼少時代からやるべき課題です。 「人は人の中で生きるから人間」であるとよく言われる言葉です。ところが、思春期の子どもには「孤独になりたい」と思う気持ちがわきます。しかし、孤独になれるだけの強さも持っていません。…

思春期を迎える子どもたち(10)

思春期になって子どもとの付き合いが難しくなってから、なんとしなければならないと、思ったとしても、それは無理なことです。先月にも書きましたように子どもの幼少時代から、やるべきことが多いのです。 わたしが、小学校六年生を担任した後に一年生を担任…

思春期を迎える子どもたち(9)

どの子にも一生のうちどこかで手のかかる時期があります。多くの場合肉体的にも精神的にも混沌として、自分自身ことがよく分からない思春期です。その一番難しい時期を何とか通り抜けると、親に対していたわりの気持ちが持てるようになります。 子どもは小さ…