のびのびとした子を育てる生活習慣づくり(10)

 この四月から小学校に入学されるお子さんをお持ちの方も多いのではないでしょうか。
 小学校に入学するということは子どもにとって大きな変化の時ですし、成長する時です。この時にこそ親が積極的に子どもに関わり、様々な生活習慣を身につけさせたいものです。
 小学校では、もうすでに入学説明会があり、学校側から様々なお話があったと思います。その時に「何か心配ごとがあれば遠慮なく学校までご相談ください」と言われたと思います。
 ぜひ気になることがあれば学校側に問い合わせることが大切です。不安な気持ちで子どもを学校に送るのは子どもにとってマイナスになります。特に、初めて小学校に子どもを入学させるお母さんは不安が多いと思いますから問い合わせてください。お母さん自身が小学校に入学された時と様々なことが変わっています。
 次に、ぜひやってほしいことは、入学前に通学及び下校の時間帯子どもと一緒に学校まで行ったり、下校したりしてほしいことです。その時にできたら近所のお兄さんやお姉さんと一緒に行き、登下校の道をお母さんが十分知ってほしいです。交通事故が起きないように気をつけるところを十分に教えてあげてください。また、危険なところがあれば十分に子どもに教えてあげてください。
 このごろ多くの学校では地域の方が子どもの安全を守るためにお世話をされるところも多いと思います。その人への朝の挨拶もぜひ教えてあげてください。
 三つ目には、学校のトイレは、和式のトイレが多いと思います。和式のトイレに慣れていない子には、ぜひ女の子はもちろん男の子にも和式のトイレに慣らせてください。また、洋式のトレに慣れていない子にはそのトイレにも慣らせてください。それとともに登校前に大便を済ませるようにすることも大切です。
 最期に、挨拶をすることを教えてください。「行ってきます」「おはようございます」「ただいま」と基礎的な挨拶の言葉がスムーズに出るように早い目から教えてください。
 それから次の号で詳しく述べますが、子どもが学校から帰れば、しっかりと抱き抱えてください。とても大切です。
「これをあなたの子どもたちによく教え込みなさい。」 申命記6章7節