朝会の話 96 終業式 新しい年に向けて

 おはようございます。
 この2学期もみなさんの「あゆみ」を読まさせていただきました。みなさんが、この2学期に頑張ったことがいっぱい書かれていました。私は、これを読んでとても嬉しい気持ちになりました。
 運動会の練習で、なかなかうまくできないところを、一生懸命に教えてあげていたこと、リレーのバトンの受け渡しを何回も協力して練習し、とても上手になったこと、応援団に加わり運動会が盛り上がるように頑張ったことなど。みなさんが一生懸命に力を合わせて頑張った様子が目の前に浮かびました。
 また、音楽会では、新しいことに対してもいやがらずに挑戦していった子も多かったですね。音楽会のみなさんの真剣なまなざしが今も私の目に写ります。
 学習でも、ノートの使い方を工夫したり、一人勉強を続けたり、気持ちをこめて読めるように、家で本読みを続けたり、九九を何度も何度も練習して覚えていったり、自分から学習をしていった子も多いです。
 このように、2学期に学校や家で身につけたこの力をしっかりと蓄えて、新しい年を迎えてください。
 今年の1月に、先生のこの1年のめあてをみなさんの前で約束しましたね。どんなことを約束したか覚えていますか。そうですね、日記を毎日書き続けることでしたね。ときどき、みなさんは私に「校長先生、日記毎日書いていますか」と励ましてくれていました。そのおかげで、昨日まで毎日日記を書き続けることができました。 さあ、みなさんはどうでしたでしょうか。今年の終りにこの1年どうだったか考えてみましょうね。そうして、新しい年のめあてをみつけましょう。
 明日から、1月8日まで冬休みに入ります。忙しい年末には家の手伝いをしましょう。そして、楽しいお正月には家族みんなで楽しく過ごしましょうね。交通事故に気をつけて、いいお正月を迎えてください。1994年12月24日