朝会の話 78 古寺山に登りました

 おはようございます。
 先々週の18日に、PTAのお母さんたちと一緒に古寺山に登りました。とても天気がよく、気持ちのよい時でした。中腹にある鉄塔まで一気に登りました。坂がとても急だったので、疲れましたが。先生もお母さんたちもとても元気でした。
 約1時間で頂上まで登れます。637mの頂上には大きな岩があります。今から20年前に登った人の記録を読みますと、その岩の上に立つと、周り全体が見えたそうです。今は、木々が茂っているので、何も見えません。とても残念です。
 ところが、少し西側に下りてみると修行岩と言われる大きい岩があります。その岩は昔、平清盛が夕涼みをした岩だと言われています。その岩の上に立つと、南に六甲山が目の前に見えます。
 すぐ下には、上唐櫃が一望できます。大池、花山、谷上もとてもよく見えます。ずっと向こうには、鈴蘭台にある菊水山や、長田区にある、高取山が見えます。空が澄みわたっていると、瀬戸内海の海まで見えるそうです。
 お母さんたちはしばらく素晴らしい景色をじっと見ておられました。
 ここに、400年前まで、多聞寺があったそうです。頂上のあたりを詳しく調べてみると、その跡があるそうです。一度専門家の人と一緒に登っていろいろ教えてほしいなあと思いました。
 帰り道は、反対の道から帰りました。とても坂が険しい道でした。そこから下りると、奥山川の上流に出ました。
 少し疲れましたが、とても気持ちがよい半日でした。
 唐櫃にはこの様な自然のすばらしい所がいっぱいあります。こんな素晴らしい所に住んでいる皆さんはとても幸せです。
 是非一度うちお家の人と一緒に登ってみてください。この山は、道が入り組んでいますので、子供だけで登ると迷ってしまいます。決して子供だけで登らないようにしてください。1994年5月30日