朝会の話 57 心を一つにし感動の音楽会を

 
 おはようございます。
 11月3日の文化の日、グリ−ンアリ−ナ神戸で少年団のバレ−ボ−ル大会がありました。本校の5年生と6年生の女子が出場しました。どちらもとても良く頑張り準優勝のすばらしい成績を残しました。選手にみんなが、心を一つにして強敵に立ち向かいました。素晴らしい試合ばかりでした。応援にいった人はみんな感動しました。とてもよかったです。
 いよいよ来週の日曜日は開校120周年の記念の音楽会です。それぞれ、心を一つにして練習に励んでいますね。先生も時々聞きに行きますが、みんなが指揮者の先生をよく見て、目をばっちり開け、口をしっかりと開けて歌っています。とてもすばらしいです。
 先生は、前の学校にいた時、盲学校の音楽会を聞きに行きました。盲学校というと、目の見えない人、うっすらとしか見えない人が通っている学校です。ところが、先生はびっくりしました。まるで指揮者が目の前で指揮でもしているのかと思うぐらい、合奏も音楽劇もびったりと合っているのです。口もしっかりと開け、にこやかに力いっぱい歌ったり、演奏したりしているのです。
 盲学校の人は、目が見えなくても指揮者がいなくても、一人一人が心を一つにして、演奏したり歌ったりしているのです。目が見えないから練習はきっと大変だったと思います。でもその大変な練習を乗り越えてきたので、素晴らしい音楽会が、多くの人に感動を与える音楽会ができたのです。
 スポ−ツでも合唱や合奏でも心を一つにすることはとても大切なことです。もちろん学校での生活もすべてそうです。
 この水曜日の校内音楽会や日曜日の記念音楽会に向けて、唐櫃小学校の全員が素晴らしい音楽会にしていこうという同じ思いを持って励んでいきましょう。
 今日は、心を一つにして音楽会にむけてがんばろうというお話でした。1993年11月8日