朝会の話42 世界の人とは誰も友達

 おはようございます。
 5月3、4、5日の3日間、6年生の3人の人が、二泊三日でしあわせの村に行ってきました。そこには、神戸市内の小学校から120名の6年生の人や世界の国からたくさんのお友達が来たそうです。
 唐櫃小学校の6年生の人はモンゴルの人とお友達になったそうです。
 5日にはワールド記念大ホールやしあわせの村、国際会館で5万人の子どもたちの集まりがありました。世界の子どもたちが声を一つにしてドレミの歌を力いっぱい歌ったそうです。すばらしい集まりでした。
 このように、世界の国々の人たちとお友達になれるということはとても素晴らしい事です。
 しかし、世界は、ここに集まった人たちの国だけではありません。いろいろな国があります。
 世界では、5才以下の子どもたちが、毎日4万人、一年間で1400万人死んでいっています。それは、アジア、アフリカの国々の子どもたちです。日本で一年間で生まれる子どもが140万人ですから、とても多いですね。 これらの子どもたちは、きれいな水がないため、おなかを痛め、下痢や病気のために死んでいっています。もし、その国に、きれいな水が出る井戸や水道があればこのようなことで死ぬことはありません。
 また、予防接種が受けられないため、また薬がないために死んでいってしまう子どもたちもいます。
 また、学校で勉強がしたくてもできない子どもたちもたくさんいます。日本では全部の子どもたちが学校に行っています。しかし、世界では1億人の子どもたちが小学校に行けないのです。これらの子どもたちは、学用品がなく、学校がなく、また、暮らしが貧しいため、戦争のために学校に行けないのです。
 このような子どもたちの命と健康を守ろう。どの子も学校で勉強できるようにしようと力を尽くしているのがユニセフです。ユニセフは昭和21年に作られました。今から47年前、戦争のため食べるものがなく、ユニセユの働きで学校給食が始まりました。15年間ユニセフから援助をしてもらいました。
 今日先生から、ユニセフ募金のお知らせを渡されます。世界の国々の子どもたちがみんな仲よく健康で生きられるように、一人一人力を出し合いましょう。
 皆さんが出した100円が、下痢から命を守る薬8人分となるそうです。
 今日は世界の国の誰もが友達という話でした。