朝会の話 32  校舎内のごみ

 おはようございます。
 これは、ある学級の一日にできたごみです。沢山ありますね。画用紙の切れ端、失敗した作品、給食のごみなどが沢山あります。一日にこれだけものごみを出すことはそう多くないと思いますが、驚くほど沢山ごみが出るのですね。
 これは、ある学級の教室の掃除の時に集めたごみです。この中にも紙屑、給食のごみなどがあります。でも、このような紙屑を下に捨てないでごみ箱に捨てると、掃除の時に出るごみはぐんと少なくなりますね。教室にはごみを落とさないでごみ箱に捨てるように心掛けましょう。
 ところが、どうしてもごみ箱に捨てることができないごみがあります。これがそうです。何でしょう。
 そうですね。運動場から靴について上がってきた土です。先週調べていただいた2つの学級にも沢山ありました。一つの学級は250gです。もう一つの学級は400gです。毎日毎日これだけの土が教室に上がってきたとすると、一日に6kgの土が教室に上がってきます。すごいですね。
 これは、一番みなさんが多く利用する南校舎の東階段の土です。土曜日の放課後に調べました。金曜日の午後から土曜日の午前中までの土の量です。1、5kgありました。
 このような階段が3か所ありますから、一日でだいたい4kg階段と教室だけで一日に10kg、その他廊下の分を加えると約一日で運動場から校舎内に入ってくる土の量は12kgです。1か月では約300kg、相撲の小錦よりも重たい土の量が校舎内に入ってくるのです。大変なことですね。
 先週の生活のめあてが「教室に入る時はマットで靴をしっかりぬぐおう」というめあてでした。校舎内に入ってくる土をどうすればもっと少なくなるでしょうか。教室のごみがどうすれば少なくなるでしょうか。ちょっと考えてみましょうね。
今日は、校舎内のごみの話でした。1993年2月22日