朝会の話20 あいさつっていいもんだ

 「にこやかな 笑顔であいさつ いい気分」
 この言葉は皆さんはよく見たことと思います。可愛らしい女の子のにこやかな笑顔とともにかかれているあいさつ標語のポスターの言葉ですね。
 この標語は去年の6年生の子が考えてくれたものです。また絵は神戸北高校のお姉さんが描いてくれたものです。毎朝見るたびにいい気分になります。
 私は、毎朝東門と南門の所で皆さんに朝のあいさつをしています。皆さんも元気であいさつをしてくれるのでとてもうれしいです。
 夜遅くまで仕事をしていて、朝、元気がない日もあります。しかし、皆さんからの朝の元気のよいあいさつを聞くと元気が出てきます。
 先日、用事があってよその学校に行きました。ちょうど掃除の時間でした。先生に会うと、掃除の手を止めて、「こんにちわ」と何人もの子があいさつをしてくれました。この標語にあるように先生はあいさつをされてとてもいい気分になりました。
 毎朝、みなさんにあいさつをしているときに、北高校のお兄さんやお姉さんがたくさん通ります。先生はその高校生の人にもあいさつをします。唐櫃小学校の子でないのに、なぜ先生があいさつをするようになったのは、先生が初めて校門に立ってあいさつをするために出ていった時、一人の北高校の女の子が一人だけ大きな声で「おはようございます」とあいさつをしてくれました。とてもいい気分でした。それから、先生は北高校の人にもあいさつをしようと思ったのです。
 先日、一人のおばあさんにあいさつをしました。すると、そのおばあさんは
「先生がこのような私みたいなおばあさんにあいさつをしてくださるので、何時もいい物をもらったような気分になってうれしいです。」
と言って手を合わせてくださいました。
「そんなことはありませんよ。私の方がいい物をいただいて、いつ もいい気分になります。」
と先生は言いました。
 去年の6年生が作ってくれた標語に
「あいさつは 目に見えないプレゼント」
という標語がありました。
 ところが、登校のお世話をしてくださるお母さんやお巡りさん、駅員さんからこんな話も聞きました。それは「唐櫃の子はあいさつに少し元気がないね、もっともっとあいさつをしてくれるとうれしいのにね」
ちょっとさびしいですね。唐櫃の町の人誰にでも元気よくあいさつをする子になりもしょうね。
 去年の6年生の作ってくれた標語にこんなものもありました。
「あいさつの 花を咲かそう 唐櫃の町に」
 今日は「あいさつっていいもんだ」というお話でした。11994年10月12日