朝会の話 101 震災後3回目の朝会の話 春はすぐそばまで

 おはようございます。
 今日は2月27日、明日が28日、これで2月は終わります。1月はいく、2月は逃げるとよく言われますが、本当に2月は早く終わりましたね。3学期も後1か月です。
 運動場にある、梅もつぼみを大きくしました。もうすぐ花が咲く感じです。校長室に生けてある、桃の花が、もう咲きました。校長室はとても暖かいからでしょうね。
 桃の花といえば、今週の金曜日はひなまつりですね。
 ひなまつりのいわれについて、いろいろありますが、むかし、春になって今から農作業を始める前に、今年もお米や野菜がたくさんとれるように祈るための行事であったともいわれています。その他にもひなまつりのいわれについて、こんな話があります。その一つに私たちが元気で病気にかかったり、けがれたものがついたりしないように、人形をつくり、それを体に擦って、それを川に流し、私たちの悪いところを流してしまうということから、ひなまつりをが始まったという話もあります。人形が私たちの身代わりになるのですね。
 ひなまつりが終わるともう春がすぐそばまでやってきます。寒い体育館や運動場や、公園で避難生活をされている13万人の人々のためにも、今年は早く春がきてほしいですね。そのために、多くの人たちが一生懸命に仕事をされています。
 一日でも早く、避難されている人たち、また十分に学校に行けないみんなの友達のために、心から応援をしてあげましょうね。
 きょうは、春はすぐそばまでという話でした。1995年2月27日