朝会の話 71 花さき山の花

 おはようございます。
 今日から1年生も朝会にでます。これで唐櫃小学校のみんな584名がそろったことになります。
 先週はとてもいい天気が続き、桜の花も、チューリップの花もきれいにさきました。長い冬の間をじっとがまんしていた花たちが、春になった喜びをいっぱいに表すときですね。
 このように花が咲きそろうと、みんなとてもよく知っている絵本「花さき山」のお話を思い出します。先生は、このお話がとても好きで、1年生を担任した時にも、6年生を担任した時も読んであげます。今日は、みなさんにも読んであげたいのですが、少しだけ読んでみます。
 誰も知らない山奥の花さき山には、今まで見たこともないきれいな花が咲いているのです。そこに紛れ込んだ10才の女の子あやに山ンばが語りかけています。

 絵本場面3の途中から、場面7までを読んでやる。

 この本のはじめから終わりまで、教室で先生に読んでもらいましょう。そして、いろいろなことを考えてみましょうね。
 この1年、山奥にある花さき山に、みなさんはどんな花をどれだけ咲かせるでしょうか。やさしいことを一つすると、一つきれいな花が咲いていくのです。先生はとても楽しみです。唐櫃の山奥にある花さき山にいっぱいきれいな花を咲かせてください。1994年4月18日