2学期 終業式

 
 おはようございます。
 今、6年生の代表の人に2学期の「あゆみ」をお渡しました。1学期の時と同じように、2学期の皆さんの学校でのくらしや学習の様子について記されています。今学期も私は皆さんの「あゆみ」を全員見せていただきました。2学期は運動会や音楽会があり、その行事の中で、皆さんが新しいことに挑戦していき、りっぱに力をつけていきましたね。中にはアコ−ディオンが初めはうまく弾くことができなかったが、放課後や朝も練習に励み、立派にできるようになった人、とても素晴らしいことですね。
 とくに私がうれしく思ったことは、掃除を一生懸命にしている子が多いということです。ややもすれば、掃除なんか一生懸命にやったってなんの得にもならないと思い、掃除なんか嫌だ、掃除なんかいややと思う人がいるかも知れませんが、そんなことはありません。多くの人が、この頃のように水が冷たくても、一生懸命にやっているのです。とても素晴らしいことです。
 その他、先生方は、皆さんの素晴らしいことをいっぱい見つけてくださっています。このひとりひとりの素晴らしいことを、ぐんぐん伸ばしていきましょう。
 あしたから、短いですが冬休みに入ります。年末年始で忙しい時もあると思います。とくに、年末は「猫の手を借りたい」ほど忙しい時もあると思います。皆さんはそれぞれ、自分の仕事を見つけて手伝いを進んでしましょう。
 後1週間で1992年、平成4年が終わります。12月31日の大晦日には紅白歌合戦を見ながら、また、除夜の鐘を聞きながら、この1年の自分の生活を振り返ってみてください。友達に悪いことをしたこと、家の人の言われたことを聞かず自分勝手なことをしたこと、人に迷惑をかけたことを思い出したら、心の中でごめんなさいと言いましょう。また、一つでも、友達に親切にされたことや、やさしくされたことを思い出したら、心の中でありがとうと言いましょう。
 そして、新しい気持ちで1993年、平成5年を迎えましょう。 それでは、平成5年の1月8日の始業式まで、誰もが交通事故に合うことなく、病気にかかることなく、元気で過ごしてください。 これで、終業式のお話を終わります。1992年12月24日